last update 3.June.2004
2004. 5. 13 蕎麦を打ってみました。 少し前に「蕎麦打」加藤晴之著 ちくま文庫を読んで以来、是非とも やってみたいと思っていたんです。(ちなみにこの本、感動します。 ソニーを辞めて出張蕎麦打ち職人になるまでを描いた自伝です) 地元(西荻窪)の田中屋というお蕎麦屋さんで、体験させてくれると いうので、よろこんで行って参りました。 (材料) そば粉 240g 小麦粉 160g(初心者向けなので小麦の比率が大きい (^^; 水 200cc 打ち粉 適量 (道具) 大きいボール ふるい 包丁 円柱の棒(60cm) 大きい板 1.水まわし そば粉・小麦粉に水を入れながら、両手に力を入れずに混ぜていきま す。8の字を描く感じ。 水の入れ方は、下記のように。 一回目:100cc 二回目:50cc 三回目:40cc 四回目:20cc 五回目:10cc 六回目:一滴を入れるか入れないか。 この水の量が、もっとも大事なんだそう。 晴れている日と雨の日では全然、違うんだそう。 最後の一滴をさらに加えるかどうかが勝負の分かれ目。 2.練る 力を入れて内側に練っていく。 3.くくり お供えのお餅のような形にする。 4.丸出し 手のひらで円形にのばし、さらに麺棒でのばし円形にする。 厚さ 5mm 程度。 5.四つ出し 麺棒を使い、四角形にしていく。 6.本のし さらに長方形にする。厚さを均一に。1.5mm 程度。 7.たたむ 二回折って、たたむ。 8.切る 包丁で切る。厚さ 1.5mm 程度。 (感想) からだを動かすっていうのは氣分がいいもんです。 しかも、おいしい蕎麦も食べられる。 しかし蕎麦ってぜいたくなものなんですね。 こんなに手間がかかるのですから。 (いや、しかし、ほとんどの蕎麦屋ではいまや機械を使用しているとの こと。ま、そんなところでしょう) 今度、自分で蕎麦を打つときは、蕎麦粉:小麦粉、8:2で打ってみ たいです。 蕎麦打ち、おもしろかったなぁ。 好きだなぁ、こういうの。 プロはもっと大量に素早く、打つんだろうなぁ。 包丁さばきもトントントントンって鮮やかなんだろうな。 (おさむ) 蕎麦打ちを紹介しているページ