買い換えないで古いPCもとっておく。いいことあるよ(^^

last update 29.April.2004

「パソコン、買い換えたよ!」
 最近、こんな話をよく耳にします。しかし、ちょっと待ってください。
古いPC(Windows95? or Windows98?)は捨ててしまうのですか。

 せっかく二台目のPCを手に入れたんですから、二台のPCから快適
にネット接続できるようにしておきましょう。

 あなたのADSLモデムは多分、ルータ・タイプ(DHCP機能をもって
いる)だと思います。でしたら、1500円ほどのリピータ・ハブ(ス
ウィッチング・ハブでも可)とLANケーブル(クロスでなくストレー
ト)を合計三本(一本400円くらい)買ってくれば、つながります。

 こうしておけば、どちらかのPCの調子がわるくなったとしても、最
低でもメールはできるわけです。(^^

 さらに、お互いに「ファイル共有」の設定をしておけば、大切なファ
イルのバック・アップができますね。自分の作成した大事な文書、思い
出の写真、Homepage の contents などなど、一方のPCからもう一方
のPCへ copy しておけばよいのです。floppy や CD-R などに焼いて
もいいのですが、家庭内LANの方が慣れれば手順は楽です。また大き
なHDDをお持ちでしたら、30GB くらいの巨大データも from HDD to 
HDD でしたら楽に copy できますね。

 もし古いPCに CD-R が内蔵されていないとしても、新しいPCにデ
ータを copy すれば、(新しいPCに CD-R が内蔵されていることが前
提)古いPCにあった大事なファイルを全て CD-R に焼きつけることが
できますね。

*

 話は変わりますが、もしあなたがパソコンを捨てると、それはシュレ
ッダーされ(細かく粉砕され)、ゴミとして第三国へ送り込まれます。

(以下、hotwired news より抜粋。一部、読みやすいように編集してい
ます)

 たとえば、中国のコイユ(Guiyu)では、大人や子供たちが 1日 1ドル
50セントで雇われ、防護具などほとんど着ないでプラスチックや回路基
盤を燃やしたり、電子部品に酸をかけたりして、金属類を取り出してい
ます。中には、鉛が含まれるモニター用 CRT を破壊している人もいま
す。そのため、地下水は汚染され、飲料水はほかから運んでこなければ
ならなくなっています。

 パソコンは 1000 以上の化学物質を集めて作られています。回路基板
に使われているクロムや亜鉛、モニターの表面に使われている有鉛ガラ
スなど、その多くはきわめて毒性が高いものです。

 埋め立てられ、時間と共に腐食したコンピューターの基盤は少しずつ
溶け出し、これらの化学物質はやがて地下水へと流れ込むでしょう。

 たとえば、ヒ素、アンチモン、ベリリウム、カドミウム、銅、鉛、ニ
ッケル、亜鉛といった有害物質は分解されずに環境(土や地下水)の中
に蓄積することがわかっています。これらの有害物質は、ガンや神経障
害との関連性が指摘されていて、特に子どもへの影響が大きいと言われ
ています。
(抜粋はここまで)

 ですので、環境や第三国の子供たちのことを思えば、そう簡単に捨て
られるものではありませんね。(^^; まだ動作するパソコンを安易に捨
てることは、どうか、なにとぞ、ご一考されること、お願い申し上げま
す。

 以下の三つのニュースは上に抜粋した原文そのままです。参考まで。



発展途上国を危険にさらす電子機器廃棄物

古いパソコンを捨てないで

携帯電話の急増につれて有害ゴミも大量発生





 古いパソコンは海外に送ってあげれば喜ばれるんですね。 「京都コンピュータ学院の海外へのコンピュータ教育支援活動」

http://www.kcg.ac.jp/kcg1/html/id.html



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