「ね、ヒツジの絵をかいて・・・。」
ふしぎなことも、あんまりふしぎすぎると、
とてもいやとはいえないものです。
・・・・・・・・
ぼくは、もうがまんしきれなくなってきました。・・・
大ざっぱにこんな絵をかきました。・・・
「こいつぁ箱だよ。あんたのほしいヒツジ、その中にいるよ。」・・・
ぼっちゃんの顔が、ぱっと明るくなったので、
ほくは、ひどくめんくらいました。
「うん、こんなのが、ぼく、ほしくてたまらなかったんだ。
このヒツジ、たくさん草をたべる?」
・・・・・・・・
「ひとつ、秘密のおくりものをするよ。」
キツネがいいました。・・・
「なに、なんでもないことだよ。
心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目にみえないんだよ。」
・・・・・・・・
「星があんなに美しいのも、目に見えない花が一つあるからなんだよ。」
・・・・・・・・
「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ。」
サン=テグジュペリ 「星の王子さま」 より
--------
たしかに東京は空気がよどんでいて、星があまり見えません。
けど、冬の大六角形みたいな一等星は見えるし、木星も見えます。
東京でも、星を見ることはとても楽しい。
冬の大六角形
以下、星とは直接は関係ありませんが、興味深い話題が続きます。
<人類のお母さん>
オックスフォード大学の人類遺伝学の大家、ブライアン・サイク
スさんの研究によれば、全世界の人類のお母さんは35人に集約さ
れるそうです。
人類のお母さんは35人
<赤ちゃん>
母親の胎内で、32日目の人間の胎児にはエラの面影が残り、古
代軟骨魚類を思わせるそうです。
34日目で、鼻がすぐ口にぬける両生類の顔になります。
36日目には、原始爬虫類として3億年前に陸にあがった頃の表
情になります。
38日目になると、肺で呼吸ができるように、気管やのどが形成
され原始哺乳類の顔つきになって、
40日目にヒトらしい姿になるのだそうです。
地球が1億年かけてやったことを
まさに8日間で母親の胎内で駈け抜けています。
みなさんに魚の頃の記憶がありますか。
母親の胎内で
<古事記>
日本で最古の書物とされている「古事記」では、天地の開闘は、
混沌の中から分かれでたことを物語っています。
聞き慣れない神様の名前が多いと思いますが、その響きを楽し
んでみてください。
古事記
以上の Link は、"Sound your soul and feels so good" から
許可を得て抜粋しました。(2003. 5 に contents の大部分が
作者の意図によって it has gone... しました・・・)
大自然の美しい写真を見たいと思った方は下記へどうぞ。
(このページをつくっているのは私の友人です)
http://homepage3.nifty.com/TMatsuda/
宗教と科学って密接に関わっているんですね。
その両輪をうまくまわしていけたらいいですね。
みなさま、いかがですか。