<星を見る>

last update 22.May.2003

「ね、ヒツジの絵をかいて・・・。」

ふしぎなことも、あんまりふしぎすぎると、
とてもいやとはいえないものです。

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ぼくは、もうがまんしきれなくなってきました。・・・
大ざっぱにこんな絵をかきました。・・・

「こいつぁ箱だよ。あんたのほしいヒツジ、その中にいるよ。」・・・

ぼっちゃんの顔が、ぱっと明るくなったので、
ほくは、ひどくめんくらいました。

「うん、こんなのが、ぼく、ほしくてたまらなかったんだ。
このヒツジ、たくさん草をたべる?」

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「ひとつ、秘密のおくりものをするよ。」
キツネがいいました。・・・

「なに、なんでもないことだよ。
心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目にみえないんだよ。」

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「星があんなに美しいのも、目に見えない花が一つあるからなんだよ。」

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「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ。」

        サン=テグジュペリ 「星の王子さま」 より

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  たしかに東京は空気がよどんでいて、星があまり見えません。
 けど、冬の大六角形みたいな一等星は見えるし、木星も見えます。
 東京でも、星を見ることはとても楽しい。

冬の大六角形

 以下、星とは直接は関係ありませんが、興味深い話題が続きます。 <人類のお母さん>  オックスフォード大学の人類遺伝学の大家、ブライアン・サイク スさんの研究によれば、全世界の人類のお母さんは35人に集約さ れるそうです。

人類のお母さんは35人

<赤ちゃん>  母親の胎内で、32日目の人間の胎児にはエラの面影が残り、古 代軟骨魚類を思わせるそうです。  34日目で、鼻がすぐ口にぬける両生類の顔になります。  36日目には、原始爬虫類として3億年前に陸にあがった頃の表 情になります。  38日目になると、肺で呼吸ができるように、気管やのどが形成 され原始哺乳類の顔つきになって、  40日目にヒトらしい姿になるのだそうです。  地球が1億年かけてやったことを  まさに8日間で母親の胎内で駈け抜けています。  みなさんに魚の頃の記憶がありますか。

母親の胎内で

<古事記>  日本で最古の書物とされている「古事記」では、天地の開闘は、 混沌の中から分かれでたことを物語っています。  聞き慣れない神様の名前が多いと思いますが、その響きを楽し んでみてください。

古事記

 以上の Link は、"Sound your soul and feels so good" から 許可を得て抜粋しました。(2003. 5 に contents の大部分が 作者の意図によって it has gone... しました・・・)  大自然の美しい写真を見たいと思った方は下記へどうぞ。 (このページをつくっているのは私の友人です)

http://homepage3.nifty.com/TMatsuda/

 宗教と科学って密接に関わっているんですね。  その両輪をうまくまわしていけたらいいですね。  みなさま、いかがですか。
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