<2008. 3. 31>

last update 5.April.2008

 3月31日(月) Bangli in Bali バリ島 バンリ

1〜4.Pさんのご自宅
5.Pさんのご自宅から見える田んぼ
6.アグン山(高〜い)
7.アボガド・ジュース(おいしい)(特注品)
8.Pさんのご主人
9.ミー・ゴレン
10.ナシ・ゴレン
11〜14.ワヤンクリッ(影絵)の裏舞台
15〜17.DUTA SELERA(ワルン)
18.HAI Homestay の格好いい台所(バリ式)
19.マンゴスチン

*

 3月31日(月) Bangli in Bali バリ島 バンリ

 朝食は
 オーガニック・パパイヤ 70円

 Bangli のPさんから HAI Homestay に電話が入った。
 ネット・カフェのヒトにボクらの宿泊先を聞いてくださったとのこと。
 本日、お伺いさせて頂くことになった。
 Pさんは日本人のK先生からの紹介。

 K先生はバリでランダを舞うほどの方である。
 ドイツ語、インドネシア語、タイ語、英語、日本語の五ヶ国語を流暢
に話すだけでなく、子供たちのケア、子育て中のお母様方へのケアにも
力を入れており、昔話の集いや発声法の勉強会、さらに宮沢賢治の童話
の一人芝居や演劇など活動は多岐に渡る。年中4〜5ヶ国を飛び回って
おられる。

 さて、ボクらはタクシーでバンリまで行くことに。
 通りに出て、先日、お世話になったタクシー・ドライバーを探したが
不在。別のタクシー・ドライバーに値段交渉したが、ちょっと高い。

 で、優しそうな兄ちゃんが声をかけてきた。聞けばバンリにご両親が
住んでいるそう。価格交渉したところ、片道1300円、往復2600
円とのこと。納得できる金額なので乗ることに。片道45分の道のり。

 バンリの中心部に電話オフィスがあり、その目の前のワルン(地元の
レストラン)で待ち合わせ。このワルンをPさんとご主人のお二人が経
営している。約束時間は13:00頃だったが、せっかくなので午前中
に行くことにした。11:00頃ワルンに到着〜 ご主人が店から出て
きてくれた。「はじめまして。早く着いたので散歩してます」と伝えた
ところ「いえ、もう準備できているのでウチへいらしてください」との
こと。ワルンから歩いて1分ほどのご自宅を訪ねるとそこにPさんがい
らした。「こんにちは〜」「こんにちは〜」と笑顔。

 とてもきれいに片付いた、整った家だった。けど紛れもないバリの家。

 なんと、前日、ご主人といっしょにモーター・バイクでウブドの
 HAI Homestay までいらしたそう・・それは申し訳ないことをした。ま
た、なぜ、ボクからの電話に出られなかったのかというと、単純に忙し
かったからだそうだ。ワルンを経営しているので、朝8:00〜夜10
:00まで料理をつくったり接客しているので、なかなか電話に出られ
ないそうだ。またご主人は片道一時間半もかかるハードロックカフェで
料理をつくる仕事をしており、遠いゆえ、二日に一回しかバンリに帰っ
てこられない。デンパサールに小さい部屋を借りて二日に一回はそこに
寝泊りしているという。お二人を見ていると、生きるということ、おカ
ネ(生活費)を稼ぐということはなんとたいへんなことだろうと思わず
にいられない。疲れているだろうに、最大の歓待を受けた。ありがとう
ございます。

 昼食はそのワルン、DUTA SELERA にて、
 アボガド・ジュース
 ミー・ゴレン
 ナシ・ゴレン
 タピオカとやや甘いイモのスィーツ
 どれも心のこもったお料理だった。
 ゆっくりよく噛んで味わって頂く。

 その後、Pさんのお兄さんの家に連れて行ってくれた。
 その方はワヤンクリッのセットを持っていて、昼間だったが、しばら
くの間、実演してくださった。ワヤンクリッはバリ島伝統の影絵。その
裏舞台を拝見させて頂いた。影絵でも、各キャラクターには色が塗られ
ており、つくりも精巧。手が動くことはもちろん、セリフに合わせて口
も動かすこともできる。バリ語など、古いことば三ヶ国語を使って影絵
をするそうだ。少しでもボクらを楽しませようと懸命な様子。そのエン
ターテイメント精神に心をうたれる。

 その後、地元の市場まで歩いて行って、ぶどうのような不思議な果実
を購入。高級な果実なのでボクらが支払うと言っているのにPさんが支
払ってしまった・・(昼食分をなんとか支払ったのだが、それではPさ
んが納得できなかったようだ・・Pさんはボクらにご馳走したかったの
で・・う〜ん、おカネってむずかしい)

 一度、Pさんのご自宅に戻る。

 祐也はPさんが飼っている子犬と遊んでいる。
 ボクはうつらうつら寝ていた。

 タクシー・ドライバーと約束した15:00にワルンの前で待ってい
たが、待てど暮らせどタクシーはこない。携帯に電話したところ、「ご
めんなさい。いまクタにいます」とのこと。いいヒトだったが約束は守
らないとネ。仕方がないのでベモで帰ることに。一台、ベモをつかまえ
た。するとPさんご夫婦がベモに交渉してくれた。780円でウブドま
で行ってくれ、と。ベモは通常、決められたルートしか走らない地元の
ヒトが利用する乗り合いの1BOX(ミニバス)だ。しかし交渉成立。
ボクらはベモでウブドまで帰ることができた。車内はきれいじゃないし
乗り心地もガツンとくるけど、なんせインドのバスに乗ったことがある
のでなんていうこともない。途中、バリ人が乗ってきては降りていき、
そういうバリ人と会話するのも楽しい。祐也もインドネシア語で積極的
に話しかける。「お元気ですか」「はい、元気ですよ。お名前は?」「
わたしの名前はゆうやです」「どこからきたの?」「日本から」「何歳
ですか」「8歳」「どこへ行くの?」「ウブド」と言った簡単な会話だ
けだが彼なりに本氣で楽しんでいるようだ。

 夕食は
 マンゴスチン
 パン(クエ)(サワ・ドゥ・ブレッド)
 100%ライ麦パン(バリ・ブッダ)

 このライ麦パンが妙に塩からかった・・
 しかもライ麦に弱いおさむは、これが胃腸にきてしまった・・

 夜中、何度もカマール・クチールへ飛び込むことになった。
 あ〜、インドでは大丈夫だったのにバリ島であたってしまった。(笑)
 なおこ&ゆうやは相変わらず元氣。胃腸も好調。なんとも強い二人。


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