<2008. 3. 30>

last update 3.April.2008

 3月30日(日)Ubud in Bali バリ島 ウブド

1.KAFE (organic restaurant)
2.Dragonfly (organic restaurant)
3.Dragonfly の raw food menu
4〜5.Juice Ja Cafe (organic restaurant)
6.マンゴー・パパイヤ・バナナ・ジュース&ターメリック・ジュース
7.サラダ (Juice Ja Cafe)
8.なおこ&ゆうやはサテ・テンペ
9.おさむはナシ・チャンプルー
10〜12.萬まる MAN-MARU Japanese Restaurant

*

 3月30日(日)Ubud in Bali バリ島 ウブド

 朝食はアボガド1個 30円
 赤い丸い果実 5個 60円
 サワードゥ・ブレッド半分 120円

 朝、日本人のM氏に電話する。
 本日、訪問させて頂くことになった。

 タクシーでマス村へ
 マス村は木彫り職人が多く、木彫りで有名な村だ。

 途中でタクシードライバーが道を地元の人に聞いてくれる。
 舗装路を左折すると、クルマがかわいそうになるほどの悪路、しかも
下り・・ 右折して数m上ると立派な邸宅が出現。

「へぇ〜、こんなに立派な御宅なんだ〜」

 タクシードライバーはボクらの話が済むまで待っていてくれる、との
こと。2時間くらいかかると思うよ、と言ったら、何時間でも待つとの
こと。まぁ、待っていてくれるのは助かるのでOK.

 すぐにM氏が迎えに出てきてくださった。
「いらっしゃ〜い、どうぞ、どうぞ」

 持参したおみやげは「虫よけリキッド」(^^
 これ、輸入販売しているんです、
 それはいいね〜

 Mご夫妻(日本人)はリタイアメント・ビザでバリ島に住んでいる。
 しかしリタイアメント・ビザの場合、バリ島で労働してはならないの
で、どうやら暇を持て余しているようだ。人間、なにもしないっていう
のも結構つらいもんだろう。

 各部屋を拝見させていただく。
 キッチンが立派、広い。

 お客様用の部屋
 いい部屋だ。とてもきれいで清潔。

 バリ島の職人は日本の大工に比べるとかなり技術が低いそうだ。

 たとえば、ドア。
 日本なら水平や直角をとって、ドア枠をつくり、その後、ドアをはめ
るのが当たり前だ。
 しかしここバリ島では、おおよそのドア枠をつくり、その枠に収まる
ドアをつくる、という方法をとる。考えようによっては合理的だが、困
ったことも起こる。というのは、あまりにも水平・直角がとれていない
と、ドア完成後、わずか数ヶ月でドアが開かなくなったり、閉まらなく
なったりするからだ。高温、多湿の気候ゆえ、なかなかピシッとしたド
アは難しいようだ。

 今回、M氏は日本人の建築家に家づくりを依頼した。しかし、その日
本人の建築家は、高温・多湿なバリ島の住まい方の解決策としてエアコ
ンしか提案してくれなかったという。結局、いくつかのエアコンを設置
したが、M氏は建築案を練っているときに次のように考えていたという。

 せっかく、家をつくるのだから、なるべく太陽や風を生かした家にし
たい、と。バリ島は確かに高温・多湿だが、風があるので、風を最大限
に生かせば(風通しをよくすれば)エアコンはいらないはずだと考えて
いた。しかし風通しに関し、その日本人の建築家はそれほど考慮しなか
ったそうだ。その理由のひとつには、バリ島には網戸がない、というこ
ともあるようだ。

 けれど、M氏は少しずつ「家」をよりよくしようと思っており、すで
に網戸を一ヶ所、取り付けている。網戸を風の通り道、部屋の両端に設
置することによって風が通るので、そんな家にしたいと思っているそう
だ。

 もし、バリ島に家を建てるなら、日本人の建築家よりも欧米の建築家
の方がいいかもしれないとのこと。いまや日本人はエアコンに頼る設計
をしたがり、欧米のモノのわかった建築家は、太陽の光を生かし、風を
生かし、雨水を生かすようだ。一概には言えないと思うがこんなことを
M氏はおっしゃっておられた。

 バリ島、それから organic に興味があることを伝えたところ、イス
ラエル人のO氏を紹介してくださった。ぜひ今回会いたいと申し出たと
ころ、電話すればいいと思うよ、とのこと。連絡先も教えて頂いた。あ
りがとうございます。

 M邸は田んぼの中に建っている。二階(ロフト)からの景色は抜群。
バリ島の美しい棚田を望むことができる。しかし「いいことばかりじゃ
ないんですよ」とのこと。バリ島では一年間になんと米が三回、獲れる
ので、まず大きな収穫祭が三回ある。これが大いに盛り上がる。収穫前、
鳥が米を食べないよう追い払う声が聞こえる。これも朝から晩までひっ
きりなし。収穫時、ジャワ島から出稼ぎがくる。ジャワ島の彼らは、ず
っと稲刈りだからのどが渇く。ヒトのものはボクのもの、というのはバ
リでもジャワでも共通のようで、のどが渇けば、当然、M氏の邸宅の水
を飲みにくる。お礼を言うジャワ人もいれば、お礼を言わないジャワ人
もいる。村内でうまくやっていくにはこの程度のことはがまんしなけれ
ばならない。

 奥様がココナッツ・ジュースを準備してくださった。おいしい。自然
にココナッツの話題になる。M氏いわく「ココナッツの中身がおいしい
のに、レストランで大量に捨ててあるよね。あれはもったいない」ボク
らも賛成する。あのココナッツを回収したら、商売になるんじゃないだ
ろうか。ココナッツ・フレークにしてもいいし、ココナッツの殻は様々
な加工に向いているので。

 M氏は庭に様々な果物の木やハーブ(レモングラス)などを植えてい
る。また家庭菜園もある。

 また、リタイアメント・ビザの場合、バリ人を一人雇わなければなら
ないそうだ。門を出ると、ドライバーが待機していた。なかなか、いろ
いろたいへんなもんである、リタイアメント・ビザも。

 タクシーでウブドへ戻る。

 昼食は Juice Ja Cafe (organic restaurant) へ
 マンゴー、パパイヤ、バナナ・ジュース 130円
 ターメリック・ジュース 130円
 サラダ 290円
 なおこ&ゆうやはサテ・テンペ 400円
 おさむはナシ・チャンプルー 220円

 かなりぜいたく。(^^

 Juice Ja Cafe は、今回、初めて行ったお店だ。
 お店の雰囲気もいいし、店員さんも感じがいい。
 料理の盛り付けや味も抜群。
 しかもオーガニック。
 バリ島へ行ったら、ぜひ一度訪れてほしい。

*

 夕食は、萬まる MAN-MARU Japanese Restaurant へ
 アボガド巻き
 カリフォルニア巻き
 焼きナス
 ねぎま
 ビンタン・ビール

 ここで、デベロッパーのM氏と待ち合わせした。

 彼の話は非常に興味深いものばかり・・
 久しぶりに、頭が起きた!目が覚めた!という感じだった。

 地震が起こるメカニズム(オリジナル)
 浦島太郎の本当の話(オリジナル)
 以上、二つは特に印象深い。

 特に地震の話は、現在ある大学教授が論文にまとめる予定だそうでこ
こでは書けない。しかし、ボクは本当に驚いた。なぜならば本当にすば
らしい理論だったから。

 M氏がいま主に仕事で付き合っているのは華僑とインド人、それにイ
ンドネシア人だそうで、日本人は少ないそう。けど、日本人がきらいな
わけじゃないらしい。ずいぶんていねいにお付き合いくださった。あり
がとうございます。

 子供さん(お二人)はインド系の小学校に通っているそう。
 授業は英語だそう。(インドネシア語もあり)
 M氏が選んでいる小学校なので、かなりいい学校だと思われる。
 次回、どんな小学校なのか見学させて頂きたいと思っている。



 Top Page




































inserted by FC2 system