<2008. 3. 28>

last update 1.April.2008

 3月28日(金)Ubud in Bali バリ島 ウブド

1〜7.パサール(朝市)
8.Ganesha shop
9〜11.バリ・ブッダ(Bali Buddha)(Organic shop)
12〜13.町の様子
14〜21. Hai Homestay(ボクらが宿泊している宿)
22.UTAMA Spice へ行くにはこの木が見えたら右折する
23.UTAMA Spice, Lilir さん

*

 3月28日(金)Ubud in Bali バリ島 ウブド

 三人とも、6:30起床
 三人でパサール(市場)へ行った。
 なおこがパサールを案内してくれた。

 ウブドのパサールは広い、そして活気がある。
 にわとりは当然、生きたまま売られている。
 自分でしめるのが当たり前。

 果物(パパイヤ、アボガド、バナナ・・)や野菜、魚などの食料品や
装飾品やアタ製品なども所狭しと並んでいる。

 まずは黒米のスィーツを買った。

 パサールの奥地に人気のあるお惣菜屋さんがある。
 それをなおこは知っている。
 ここでは英語も日本語も通じないのでなんだか信頼できる。
 インドネシア語で三人とも1〜10まで数えられるので、これで十分
買い物はできる。数字の数え方を現地のことばで言えると便利だ。ここ
でごはんとサトイモを買った。

 バナナを買おうと思って「これいくら?」と聞いたらしょぼい房にも
かかわらず「いちまん(130円)」と平気でふっかけてくる。相手に
ならないので、プイッと前を向いて歩き出す。背後で「ごせん!(65
円)」と声がする。心の中で思う。65円でも高いっつーの。だいたい
3秒後に半額にするなよぉ〜。よさそうなバナナがあったのでなおこが
買う。値段を聞く前に44円を渡してニコッと笑う。相場を知っていれ
ば値段はこちらで決められるものもある。

 一度、宿に戻る。
 朝食はアボガド(80円)、梨、バナナ(20円)

 今日も徒歩で UTAMA SPICE へ向かう。
 30分後、UTAMA SPICE へ到着〜 9:15

 今日は仕事の打合せ〜
 二時間くらい。

 以下は Lilir から教えてもらった organic restaurant in Ubud.
(Dragonfly 以外はすべて知っていた)

 Tutmak
 Dragonfly
 Juice Ja Cafe(ボクらのおすすめ!)
(以上三軒はなんと並んでいる)

 KAFE
 Bali Buddha
 Sari Organic(ボクらのおすすめ!)

*

 バリ島ではなんと4種類しか名前がない。

 長男・長女 Wayan or Putu or Gede
 次男・次女 Made or Kadek
 三男・三女 Nyoman or Koming
 四男・四女 Ketut

 五男・五女からは再び元に戻って、Wayan となる。

 表記する場合、
 男性の場合 i Made とし、
 女性の場合 Ni Made とする。

 しかし呼ぶときは Made とか Wayan とかなので、Made! と呼んでも
二〜三人が振り向いてくれる。(笑)

 Lilir などの special name もみんな持っているので、special
 name で呼べばいいようなものを、なぜか、みんな Wayan とか Made と
か言うのが慣習になっているようだ。

 しかしその根底に流れるものはなかなか興味深い。松岡正剛の講演会
で彼が言ってたこととこのバリの慣習が合致すると思うからだ。

 松岡正剛はこう言った。

「ボクはボクだ、わたしはわたしだ、とみなさん思われているでしょう。
しかし、そんなものは本当はないんです。みなさんのからだや脳はたま
たま分子が集まって構成されているものであるし、はかない、たそがれ
のような、ほんのひとときの集合体にしか過ぎないのですから。だから、
あまりボクは、とか、ボクの、とか考えたり、言ったりしない方がいい
と思います。からだの内側と外側とよく言いますが、どこからどこまで
が内側なのでしょうか。これはなかなか決められないと思います」

 バリ島ではこれを地でいってるわけだろう。

 たとえば誰かが小学校でわるいことをする。
 Made がやった、と言っても、やがて記憶は薄らいでしまう。
 誰かが失敗しても、やがてみんなの記憶は薄らいでしまう。
 誰かが良いことをしても、やがてみんなの記憶は薄らいでしまう。

 それでいいのだろう。

 ヒトは生まれ、精一杯生きて、やがて死ぬのだから。

*

 夕食はジュース・ジャーから take out した。
 テンペ・マニス 230円
 ナシ・チャンプルー 270円

 夜は三人で PURA DALEM まで歩いてケチャ・ファイヤー・ダンスを見
に行った。
 入場料は大人一人:550円、二人で1100円 子供は無料

 久しぶりのケチャ。
 迫力がある。
 ケチャの「チャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカ」と
いう声はガムランの音をまねているそう。
 ケチャはからだの動きも興味深いが音楽として聴いてもおもしろい。
 リズムをとっているヒトと、なにやらカウイ語で唄を唄っているヒト
もいる。彼らのハーモニー(調和)だ。

 今晩のケチャは、レゴン、バロンとのコンビネーションだった。

 最後に、会場で火を燃やし、そこをはだしで駆け抜け、何度も何度も
火のついた木片を蹴るパフォーマンスが行われた。火のついた木片が、
何度か欧米人にあたり、結構、みんな本気でこわがっていた。最終的に
は大拍手の中、終了した。



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