<2008. 3. 24>

last update 28.March.2008

 3月24日(月)マラッカ(マレーシア)Malacca in Malaysia

1〜3.朝市(マーケット)
4.ポー・サン・テン寺院
5〜7.セント・ジョンの砦
8〜12.本日の昼食(ベジタリアン)
13〜15.ZENXIN(オーガニック・ショップ)
16.JUST LIFE(オーガニック・ショップ)
17〜18.南インド料理(今日でお別れ〜)

*

 3月24日(月)マラッカ(マレーシア)Malacca in Malaysia

 マラッカ最終日

 朝市でマンゴー、バナナと蒸しパンを買う。
 宿に持ち帰り、フルーツのみ、食べる。
 マンゴーは百点!
 バナナは80点

 宿の前で米粉を蒸したお惣菜とごはんを買う。
 これは昼ごはんに

 今日はいつもとは反対方向へ三人で歩き出す。
 
 宿からわずか三分でポー・サン・テン寺院とスルタンの井戸に到着〜
 ポー・サン・テン寺院は1795年に建てられた。
 スルタンの井戸はマラッカで一番古い井戸。
 1459年にマラッカ王に嫁いできた皇女ハン・リー・ポーが造らせ
たものと言われている。後にオランダ人によって補強工事がなされた。

 ここから徒歩で15分
 セント・ジョンの砦に到着〜
 Dutch(オランダ人)が丘の上に砦をつくり大砲を配置して攻めてく
る敵を撃退していた。過去に激しい戦闘も繰り返された場所。

 さらに徒歩で15分
 ポルトガル村へ到着〜
 しかしポルトガル・スクエアはお休みだった。
 まぁ、スクエアを目当てにきたわけではないのでよしとしよう。
 ベンチで持参していた蒸しパンとごはんで昼飯〜

 少しだけポルトガル村内を歩く。
 きれいな住宅が多い。

 小学校がある。
 たくさんの子供たちの声が聞こえる。

 さぁ、帰ろうか、と思ったら、大粒の雨・・
「雨宿りしていきな〜!」と声がかかる。
 しばらく雨宿り。
 ここは小さな小さなとこやだ。
 とこやのおっちゃん(マレー人)が英語で話しかけてくる。
 ずいぶんと他愛のない長話になった。
 マレーなまりの英語だが英語には慣れているようで、言い間違いが少
ないためかほとんど聞き取ることができる。

「今日はイースター(Thanks Giving Days)でこのあたりは三日間休日な
んだ。あなたたちは日本人?」「はい」「仏教徒?」「いいえ」「日本
人はだいたい仏教徒だからそうかと思ったよ。マレーシアで起こってい
ることがわかるよ」と英字新聞を貸してくれる。昨日はマレーシアでF
1だったな、とその結果をチラッと見るボク。「マレーシアはどう?」
「ヒトがみな優しいし親切ですね」「だろう、マレーシア人はみんな親
切なんだ。ところでお子さんはお一人?」「はい」「ウチは二人いるよ。
娘の方はとても美しいんだ。息子の方はそこの小学校に通っているよ。
世の中にはいいヒトとわるいヒトがいるってことを教えているんだ。マ
ラッカにも一人日本人女性が住んでいるよ。彼女はインド料理のレスト
ランをしているんだ。自分の(義理の)お母さん(インド人)よりも料
理がうまいよ。英語も上手だし。子供も可愛いしいい家族だよ。(ボク
のリュックを見て)これヘンプだね。ボクはときどき吸っているよ。け
どマレーシアでは違法だから氣をつけてね。シンガポールは大丈夫だよ
」「ボクは吸いませんよ。ただのデザインです」「あ〜、そうかデザイ
ンだけか」やがて雨が小降りになってきたので、傘をさそうとしたら三
本の内の一本がうまく開かない。「お〜、貸してみな、一分間くれな。
う〜ん、まぁ、なおらなかったら新しいのを買ってな」と言いながら氣
合いでなおしてくれた。「ありがとうございます」「いまからどこへ行
くの?」「街の中心部へ行きます」「そうか、じゃぁ、ショートカット
(近道)を教えてあげるよ。こっちへ行って、小さな橋を渡ってやや右。
そのまま西へ進んで、突き当たったら、左へ行って次を右折したらいい
よ」「ありがとうございます」

 街中をややハイペースで歩いていたら、偶然、オーガニック・ショッ
プを発見! ZENXIN という名前のお店。

 ここで、ドラゴンフルーツとレモンとラクトスからつくった「ドラゴ
ンフルーツ・エンザイム(酵素)」という飲み物を発見!私たちはとて
も酵素飲料に興味がある、ということを店側に伝えたら、別の店員さん
が店の裏から、試飲用のビンをもってきてくれて試飲させてくれた。な
んと!ワインのようなお酒になりかかっていた。おいしい、というより
は、のどにつらい感じ。ビアビエンテの開発陣がお酒にならないように
するのがたいへんだったという逸話を残しているが、確かにどんなもの
でも自然にお酒になりたがるところをお酒にならないようにするのはむ
ずかしいだろうし、ひとつの技術なのだろう。あらためてビアビエンテ
の完成度の高さを知ることができた。ビアビエンテは飲みやすいので。

 代わりにこのお店ではオーガニック・パパイヤとオーガニック・クコ
を買った。

 次に、先日なおこが発見したオーガニック・ショップ JUST LIFE へ

 ここの店員さんに introduction letter を渡したところ喜んでくれ
た。映画「不都合な真実」はとても好きな映画だそう。「誰かにこの映
画を紹介しましたか」と聞かれたので「もちろん、いろんなヒトに紹介
しているよ」とボク。原発は海水より7度も高い温水を一秒あたり70
トンも排出しているというくだりも、質問を頂いたので細かく解説した
ら、あなたは原発関連のヒトか、と聞かれたので「いいえ、ただ研究し
ているだけですよ」と答えた。彼は以前、自動車の部品(ゴムやガラス
)の開発エンジニアだったそうで、海外出張が非常に多かったそう。し
かし時差があるので睡眠がとれなかったことと、もともとベジタリアン
なので海外の肉食が合わなかったことを理由に会社を辞め、いまはこの
オーガニック・ショップで働いているという。マラッカは彼の Home 
town.

 その後、オランウータンハウスでTシャツを買う。990円
 人間は誰しも生まれたときから平等なんだ!とか、
 誰にでも自由に意見を言ったり表現する自由を!
 あらゆるメディアから自由に情報を仕入れる権利が誰にでもある!
 世の中は陰と陽で成り立っている。
 マレーシアのゴム、自由に遊ぼう!
 オランウータンに愛の手を!とか、

 環境保護や人権についてメッセージ性の強い文字や絵をデザインした
Charles CHAM のTシャツ。しかし壁の見本の色合いとTシャツの色合
いがかなり違う。Tシャツの方はセンスのない白、センスのないオレン
ジになっている・・なので、メッセージ(文字)Tシャツではなく、デ
ザインとカラー(色合い)で買うことに決めた。いい感じのオレンジが
使われた顔デザインのTシャツがあったので、これに決めた。

 10ドルだけ両替〜

 宿で小ぶりなオーガニック・パパイヤを食べた。
 感動した。
 おいしいのだ。
 いままでのパパイヤはわずかながら化学肥料や農薬のにおいがあった。
 しかし、このパパイヤにはそれらのにおいがない。
 やはりオーガニックのものは違う!

 その後、なおこ&ゆうやは、蒸しパンで夕食〜

 おさむは蒸しパンをひとつ食べたあと、いつもの南インド料理へ
 もう顔なじみ〜
「ワイフは?」と聞かれたので「宿にいます」と答えた。

 実は昨日の MEALS に、小さなビニール袋のかけらが入っていた。
 店のヒトに告げたところ「あ〜」という感じだった。
 ビニールがいくら嫌いでも、ビニールの恩恵を受けているボクはあえ
て怒らなかったし、タダにしろ、とも言わなかった。

 そうしたら本日、別のインド人が「昨日は・・」その後、タミル語な
まりの英語のため理解不能・・で「とにかくきて!」というから、おい
しそうな MEALS を放って、コフタなんかが買える場所へ行った。「ど
れがほしい?」と言うから「いらないです」と言った。要は昨日のお詫
びのしるしになにか一品、差しあげますということだったらしい。まぁ、
揚げ物は苦手なのでどちらにせよ、ボクには不要だった。

 今日は雨。もう夜。マラッカは街灯が暗い場所もあり、しかもクルマ
も多いので視界がわるい雨の夜には注意が必要だ。

 店を出て、角を左に曲がり、もう一度左へ曲がったところで・・
 ボクにクルマ(1BOX)が右折で突っ込んできた。
(右折で突っ込んでくるとはどういうこと??)
 驚きのあまり声も出なかったが、とっさに右手でそのクルマのAピラ
ーを思いっきりたたき(押して)交通事故を逃れた。間一髪だった。ク
ルマは5m先でしばらく停止していたが、ボクがなにも言わなかったの
で走り去っていった。ナンバーも見ていない。心臓の鼓動はドキドキ鳴
っている。いや〜、あぶなかった。しかし左手で傘をさしていてよかっ
た。右手がボクの命を救ってくれた。右手くん、ありがとう。

 宿に戻り、シャワーを浴びて、いま日記を書いている。
 明日は早起きしてKL(クアラルンプール)行きのバスに乗る。
 KLに一泊だけする予定。



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