<2008. 3. 16>

last update 16.March.2008

 3月16日(日)マハーバリプラム Mahabalipuram

1〜6. 海岸寺院
7〜19.5つのラタ
20〜21.ココナッツ屋
22.South Indian Thali(ターリー)アナンダ・バワン(Anandha Bhavan)
23.Krishna's Butter Ball

*

 3月16日(日)マハーバリプラム Mahabalipuram

 朝はフルーツだけ、これが調子がいい。
 本日のフルーツはパパイヤ。60円
 フルーツが安くておいしいので本当に助かる。

 カビのにおいに敏感な三人。
 今回はめずらしくなおこが一番敏感だった。
 昨日の夜からセキが出るようになった。
 ポンディシェリーの排気ガスかなと思ったが、本人いわく、これはカ
ビが原因だという。

 別の宿へ移りたい、と言うので、いいよ、と言った。
 早速、徒歩3分の宿を見つけてきた。
 狭いが2階でカビのにおいはなく、しかも750円/泊

 PC英和辞典で「カビくさい」という形容詞 musty を調べて、宿の
担当者になおこがクレームを入れる。するとその担当者は、はい、あそ
この部屋はカビが問題かもしれない、とあっさりと認めた。なんだよー、
知ってたのか〜、そんなひどい部屋を最初2700円でふっかけてきた
んだな、こんにゃろ〜さすがインド人である。

 ともかくこの宿から出たいと言ったが、担当者いわく、今朝一階の部
屋が空くので、その部屋を見てからにしてほしい、一階だけどこの部屋
とは違うとのこと。二階か三階の部屋はないのか、と聞くと、いまはい
っぱいだと言う。仕方がないので、その一階の部屋のにおいをチェック。
たしかに床がやや上がっており、カビのにおいはほぼゼロ。小さい部屋
なので1050円まで discount するとのこと。カビのにおいはないも
のの、値段には納得できないなおこ。「900円まで下げて!」即、O
Kとのこと。値段交渉までよくがんばりました、なおこさん。

 さぁ、ようやく外出〜

 今日は海岸寺院と5つのラタ(石彫寺院)Five Rathas へ

 宿から海岸寺院まで歩いて10分ほど
 入場料は海岸寺院と5つのラタの共通券:250ルピーか5ドル
 わかりやすく言うと、750円か540円
 当然、ドルの方がお得なのでドルで支払おうとした。
 しかしなんと「ドルは受け取れないことになった」とのこと。
 ticket 売り場には大きく「5ドルで入場可」と記載があるのにぃ〜
 なんともインドはテキトーである。
 仕方がないので500ルピー(1500円)を支払う。子供は無料。
 ちなみにインド人は30円で入場できる。
 つまり外国人からは25倍もの入場料をとるのだ。さすがインド。

 入場すると芝生が広がっていた。
 きれいな庭園
 きてよかった。
 石彫りの海岸寺院
 ゆっくり拝見する。

 次に、5つのラタへ向かう。

 途中でココナッツ屋があった。
 ここはココナッツを洗って並べていた。
 地元のインド人もたくさんここでココナッツジュースを飲んでいた。
 値段は30円
 観光地価格なのでこんなもんだろう。

 「ひとつ、お願いします」
 すると小さいココナッツを切ろうとする。
 なおこがあわてて、もっと大きいのを!と言う。More bigger one!
 とにかくインド人はスキを見せればつけこむ。
 クレームがなければ黙っている。そういう人種だ。

(一方で、南インド人は、温和で茶目っ氣があって優しいヒトが大半。
けっこう感動します)

 ココナッツの大きさは本当に違いが大きい。
 ジュースの量も味も、また食せる部分もぜんぜん違う。
 なので、大きくておいしそうなココナッツを切ってもらうことは重要。
なおこが特別がめついわけではありませんので念のため。

 片手でココナッツを持ち、もう一方の手に持った大きな鎌でココナッ
ツをバサッ、バサッと切って、穴が空いたらストローをさしてくれる。
これでココナッツジュースを飲める。ジュースを飲み終えたら、さらに
ココナッツを切って、中を食べるようにしてくれる。この一連の鎌さば
きが何度見てもお見事!のひとこと。

 のどの渇きを潤したあと、5つのラタへ

 ひと目見て、きてよかった、と思った。
 これがひとつの大きな岩だったなんて!
 とても想像できない。(5つのラタまるごとがひとつの岩だったので
す)巨大な石の彫刻(芸術)だ。

 200年前に英国人の手で発掘されるまで、これらのラタ(石彫寺院)
は砂に埋もれていたそうだ。

 Draupandi Ratha の後ろの Nandi はシヴァ神の乗り物である牝牛。
 Nakula-Sahadeva Ratha はインドラ神を祀っている。
 そのインドラ神の乗り物である象は実物大でインドでも最高傑作との
こと。入り口から象の後ろ姿が見えることから、gajaprishthakara(象
の後ろ姿)という名前がついている。

 5つのラタを楽しんだあと、歩いてきた道を戻る。

 もう一個、ココナッツをおねがいして〜
 30ドル両替して、

 アナンダ・バワン(Anandha Bhavan)で昼食
 South Indian Thali(ターリー)90円(一人)
 二人分とごはんをおかわりしたので240円
 辛いけどおいしい。地元のインド人が行くレストラン
 日曜日のせいか大盛況だ。

 久しぶりのあたたかい料理だった。
 三人ともおなかいっぱい。

 その後、宿に戻り、一休み〜

 夕方、なおこ&ゆうやは昨日の公園へ
 おさむは今日の日記を書く。

 夕食は、軽くバナナのみ〜
 本日の食費は三人三食で390円
 これでもインド人から見ればかなりのぜいたくだろう。
 ありがたいことだ。



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