<2008. 3. 8>

last update 9.March.2008

 3月8日(土)swimming

1.Botanical Garden へ向かう途中
2〜6.swimming
7〜18.Sri Vast Ashram
19〜20.sri krishna kumar dance academy PRESENTS

*

 3月8日(土)swimmig

 なおこは昨日、乗りやすい自転車を借りることができてご機嫌。

 なおこは自転車
 おさむ&ゆうやはバイクで出発〜

 今日は Botanical Garden へ向かう。

 しか〜し、道に迷ってしまった。

 途中、何度もインド人に英語で道を聞いた。
 みな、こっちだと言う。

 だから砂の道を危ないのにバイクと自転車を走らせた。

 しかし途中である本に書いてあったことを思い出した。
 インド人やアジア系のヒトは、道を聞かれて「わからない」と言えな
いらしい。ともかく「こっちだ」と手で方向を教えてくれる、というも
の。今回、まさにそれだった。

 かなり(4kmくらい)走ったあと、英語ができるインド人に聞いた
ら、あと4kmくらいだと言う。しかし彼はこうつけ加えた「Botanical
Garden と言ってもいくつかあるよ」と。ボクは確信した。ぼくらは完
全に道に迷っている、と。暑さによる消耗も心配だ。すぐになおこに提
案した。「戻ろう」と。なおこは不服そうだったが、ボクの決意は固か
った。ときには引き返す勇氣も必要だ。帰り道にもやや迷ってしまった。
インドの貧困層の地域に入ってしまった。ゴミとうんちだらけ。非常に
まずい感じだ。ところが運よくここでも英語が話せるインド人が道を教
えてくれた。もう一度、引き返し、無事帰ることができた。ふーっ 消
耗してしまった。なおこもゆうやもなるべく危険な地域に連れて行きた
くなかったのに、道に迷ったことによって、そういう地域に入ってしま
ったからだ。二人とも平氣な顔をしていたが、ボクはドキドキだった。
男はときに大胆かもしれないが、ときにもっとも臆病かもしれない。と
きに臆病であることも大切なことだと信じる。しかしインドの貧困層の
暮らしを数分だが垣間見れたのはよかった。破傷風菌は動物のふんの中
に生息している。それを考えると、あれだけ不衛生であれば破傷風など
で命を落とすことは日常的なことだろうと簡単に想像がつく。貧困は問
題だと考えていたが、いまは貧困は日常だと考えるようになった。かわ
いそうだがどうしようもない。あんな暮らしを考えたら、日本で会社を
辞めて、給料がないところから、もう一度人生を始めることなんて小指
でちょちょいのちょいだ。なにかに凝り固まっているときではない。

*

 昨日、なおこ&ゆうやが youth camp 近く(歩いて一分)のプールを
見てきた。いわく、水質も良さそうとのこと。かなり砂ぼこりをかぶっ
ていたので「泳ぎたい」と思った。「プールに行こうか」と言ったら、
祐也は待ってましたとばかりに大喜び。ずいぶん祐也を連れまわしたの
でゆっくりプールで過ごすことに。

 現在、祐也はクロールの練習中。和歌山で swimming school に通っ
てはいるものの、まだきちんとクロールは習っていないらしい。ならば
いい機会なのでフォームを教えてあげることにした。なかなか思うよう
にはいかないがだんだん上達していくだろう。誰でも急に泳げるもんじ
ゃないから。

 このプールは大人300円、子供150円なのでインドとしては高級
なプール。よってほとんど欧米人しか泳いでいない。水質もよく管理さ
れているようだし、なんと日よけの黒い網が張ってある。これには感心
した。不要な日焼けを避けることができるのだ。すばらしい。

*

 夕方、なおこが自転車で Sri Vast Ashram まで行ってきた。ここは
ヨガやアーユル・ヴェーダを正式に習えるアシュラムだ。貧困層の子供
たちや両親のいない子供たちも暮らしている。organic restaurant も
あり、理想的な場所。明日、ボクも訪れてみよう。

*

 夕食は youth camp にて南インド料理
 今日は15分で食べきる。
 夜、ダンスを見に行くから。

 夜のバイクは危険だ。
 しかし一回だけでいいからインディアン・ダンスを見たかったので、
行くことに決めた。

 同じ youth camp に滞在しているスウェーデン人の若いカップルとず
いぶん仲良くなり、彼らがこのダンスの情報をくれた。バイクで先導し
てくれるというので心強いので一緒に行くことにした。

 途中、一ヶ所、土の道路でデコボコがあり、大きな水たまりがある地
域をぬけていった。この道は知っていた。氣合い十分。ちゃんと乗り越
えていくことができた。

 会場の Sri Aurobindo Auditorium, Bharat Nivas に到着。
 会場へ続く道もライトアップされ、東京のようにきれいなところだ。

 ダンスもすばらしかった。
 タイトル:The legend of Auroville's ancient beginnings

 ステージに向かって左に楽団がいて、vocal(Krishna Kumar) と打楽
器と violin で、踊りを引っ張っていく。二時間に渡る熱演♪大きな会
場は満員。観客のノリもいい。ひとつのダンスが終わるごとに拍手喝采。
ヒューヒューとあちこちから口笛が鳴り響く。心から楽しんでいる様子
が伝わってくる。こんなにすばらしいダンス、入場料は無料。きちんと
スポンサーがついている。みんなが楽しめるようにという配慮が、いか
にもインドらしい感じがする。

 会場にきていた子供たちも、いつもよりちょっといい服を着て来場し
ていたようだ。会場で走り回るインド人の無邪気な子供たちがまた可愛
い。



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