<ヤビツ峠・大山・日向薬師 / 丹沢>

last update 3.November.2003

 9月12日(日)ヤビツ峠・大山・日向薬師 / 丹沢

 新宿から小田急で秦野駅下車、蓑毛行きのバスで終点の蓑毛で降りる。
バス停からヤビツ峠まではつづら折りの道を登る。ヤビツ峠の山荘を右
へ、大山を目指す。尾根に出てから富士山が見えるようになれば下社か
らの道と合流する。大きな鳥居をくぐれば、その先が頂上である。眼下
に相模平野、大島から房総半島も見える大展望が広がる。頂上からは雷
尾根を下る。途中、不動尻への道を分け、見晴台を経て日向薬師へ向か
う。温泉で汗を流す。日向薬師からバスで伊勢原へ出る。

<感想>

  参加者24人。久しぶりの FoE hiking だ。さぁ元氣よく出発。思っ
たよりからだが軽い。快調、快調。ドイツ語の先生と日本語で話しなが
ら歩く。しかーし出発して一時間後、だんだん足が重くなる。そしてさ
らに30分後、呼吸が荒い。滝のような汗・・うーん、最近、鍛えてな
いからなぁ・・木を固定した急な階段がずっとずっと続く。足はもう歩
きたくない、と言っている。しかし精神力だけで登る。ついに頂上。「
おぉー、着いたぞぉ〜」つい声が出る。達成感がある。

 ものすごく腹が減っている。しかしかなりの疲労にすぐには食べられ
ない。ゆっくりおにぎりや空心菜などを食べる。う〜ん、おいしい。食
後は横になる。足の疲れを少しでもとっておかなければならない。

 さぁ、下りだ。うん、思ったより足が動く、しかし45分後、かなり
つらくなる。ちょっと足を止めてリュックを降ろし前かがみになってデ
ジカメを取ろうとしたら、足が笑った(ふるえた)ので、こりゃ、筋肉
がもたないか、と思った。

 しかし、みんなに迷惑はかけられない。転んでけがをしたらもっとた
いへん。だいたいこの状態で最後尾というのも不安なものだ。20分く
らい下ったところで見晴台に到着。休憩。また横になる。三分間の天国。
さぁ出発。とにかく無心に、細心の注意をはらって、リズミカルに降り
ていく。仲良くなった英三くんと話しながら歩く。不思議に歩ける。よ
かった。右ひざに負担のかからぬよう降りていく。

 人間のからだはよくできている。ある程度無理がきくのだ。ダメだと
思ってもまだまだ歩ける。そしてすぐにはひどい筋肉痛にならない。(
筋肉痛は翌日に襲ってきた(笑) よく歩いてくれた両足に感謝。

 出会いもあった。海洋の環境問題を研究している同年代の方や、スペ
イン語ができる女性ともだいぶ話した。今回は外国人も多く、南アフリ
カ出身のイギリス人、ドイツ人、フランス人、スペイン人、インド人、
韓国人(女子大生)三人と、かなり international な雰囲気。日本語
ができる外国人も多く、また英語ができる日本人も多く、歩きながらみ
んなしゃべりっ放しだった。とっても楽しい山歩き。

 温泉は天国。そしてビール(^^ なんと、ベルギーの白生ビールがあっ
た。感動的にうまい。つまみは持参したかぼちゃの種。(^^

 新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込んだ。筋肉痛にはなったけど、体調
はむしろよい。山登りの翌日はいつもそうだ。


大山から見晴台へ下山途中で撮った一枚



Top Page




inserted by FC2 system