<石窯づくりと勉強会>

last update 27.August.2006

 2006年8月26日(土)

 参加者:
 石窯づくり:9名
 勉強会  :12名

 場所:紀の川市北中216 高橋家 

 本日は和歌山エコビレッジ研究会でした。(^^ 

1.「石窯をつくろう!」 
2.「日本におけるエコビレッジの進め方」

 以下、報告致します。

10:00 〜
・コンパネをはずす。
・砂とセメント、1:1の割合で配合。人力で練る。
・セメントで固めながらブロックを積む。
・ブロックの切断が必要な場合、そのブロックを切断機で切断。
・午前中は一段目まで終了。

12:15 〜 
 マクロビオティックの昼食

 本日のメニューは・・
・カボチャのもちきびグラタン
・ターメリック・ライス
・わかめと玉ねぎのスープ
 おいしかった〜(^^

13:30 〜
・ブロック積み作業の続き。
・補強のため、鉄筋を9本、切断。
・だんだん、セメントの扱いにも慣れ、三段目まで終了。(^^

15:30 〜
 立命館大学教授 高田昇先生を迎えて、
「日本におけるエコビレッジの進め方」講演

1.カッセル、TOROP, Braamwish など世界各地のエコビレッジの紹介。
・焼いていない煉瓦を二重構造にした壁の保温力に驚きの声も。

2.目標設定にあたり、
・日本ではある程度経済性・経済活動を認めた方がうまくいくだろう。

・ベジタリアンのみなど、限定的な参加とするよりは、最大公約数の参
加を展望した方が実現性があると思います。

3.コミュニティのあり方
・ privacy とコミュニティはセットであるべき。(その通り!)

4.エコビレッジのデザインの中で、
・20家族くらい(15〜25)で始めるとよい、とのこと。
(理由)5、6家族だとエゴが出やすい。30家族以上だと意見がまと
まりにくい。
・年齢層も幅広い方がよい。年寄りばかりの街はやがて停滞してしまう。

5.コーポラティブ・ハウスとは、
・家のほしい人々が集まり、その居住予定者が主体になってグループを
つくり、みんなで住み良い環境と家を話し合いによってつくりあげてい
くものです。ドイツなど欧州では非常に多い形態。日本でも今後増えて
いくであろう形態です。

・エコビレッジを進めていくにあたり、コーポラティブの手法は非常に
有効でしょう。

*

 高田先生へ

 昨日は遠いところ、ありがとうございました。
 しかもエコなお考え、おおいに共感できます。
 また機会があればぜひお会いしたいですね。


P.S. 今回の石窯づくりの参加者さんへ

 ほんま!格好よかった。
 無償の行為??って美しい。
 素人集団とは思えない、そんな場面も。
 協力してつくりあげるって氣持ちいい。
 多少の雑談も、一杯の麦茶も、心洗われる、そんな思いがしました。

*

 次回の研究会は、9月23日(土)10:00〜です。
 お楽しみに〜

 ふじかわ おさむ at 和歌山市


きれいに固まっているね。





今日の主役。ブロックたち。





この切断機でブロックを切断した。
いい経験だった。





三段目まで積み上げた。





切れ端たちもいとおしい。



Top Page




inserted by FC2 system