2006年8月26日(土)
参加者:
石窯づくり:9名
勉強会 :12名
場所:紀の川市北中216 高橋家
本日は和歌山エコビレッジ研究会でした。(^^
1.「石窯をつくろう!」
2.「日本におけるエコビレッジの進め方」
以下、報告致します。
10:00 〜
・コンパネをはずす。
・砂とセメント、1:1の割合で配合。人力で練る。
・セメントで固めながらブロックを積む。
・ブロックの切断が必要な場合、そのブロックを切断機で切断。
・午前中は一段目まで終了。
12:15 〜
マクロビオティックの昼食
本日のメニューは・・
・カボチャのもちきびグラタン
・ターメリック・ライス
・わかめと玉ねぎのスープ
おいしかった〜(^^
13:30 〜
・ブロック積み作業の続き。
・補強のため、鉄筋を9本、切断。
・だんだん、セメントの扱いにも慣れ、三段目まで終了。(^^
15:30 〜
立命館大学教授 高田昇先生を迎えて、
「日本におけるエコビレッジの進め方」講演
1.カッセル、TOROP, Braamwish など世界各地のエコビレッジの紹介。
・焼いていない煉瓦を二重構造にした壁の保温力に驚きの声も。
2.目標設定にあたり、
・日本ではある程度経済性・経済活動を認めた方がうまくいくだろう。
・ベジタリアンのみなど、限定的な参加とするよりは、最大公約数の参
加を展望した方が実現性があると思います。
3.コミュニティのあり方
・ privacy とコミュニティはセットであるべき。(その通り!)
4.エコビレッジのデザインの中で、
・20家族くらい(15〜25)で始めるとよい、とのこと。
(理由)5、6家族だとエゴが出やすい。30家族以上だと意見がまと
まりにくい。
・年齢層も幅広い方がよい。年寄りばかりの街はやがて停滞してしまう。
5.コーポラティブ・ハウスとは、
・家のほしい人々が集まり、その居住予定者が主体になってグループを
つくり、みんなで住み良い環境と家を話し合いによってつくりあげてい
くものです。ドイツなど欧州では非常に多い形態。日本でも今後増えて
いくであろう形態です。
・エコビレッジを進めていくにあたり、コーポラティブの手法は非常に
有効でしょう。
*
高田先生へ
昨日は遠いところ、ありがとうございました。
しかもエコなお考え、おおいに共感できます。
また機会があればぜひお会いしたいですね。
P.S. 今回の石窯づくりの参加者さんへ
ほんま!格好よかった。
無償の行為??って美しい。
素人集団とは思えない、そんな場面も。
協力してつくりあげるって氣持ちいい。
多少の雑談も、一杯の麦茶も、心洗われる、そんな思いがしました。
*
次回の研究会は、9月23日(土)10:00〜です。
お楽しみに〜
ふじかわ おさむ at 和歌山市