6月から和歌山エコビレッジ研究会に参加させていただき、いろいろ
勉強させてもらっています。7月11日の話し合いをまとめてみましょ
う。
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今後、ゆっくりと「エコビレッジ構想」についてお話していきましょ
う。
もう少し噛み砕いて言うと「ヒト・自然、そして環境」について、考
えてみよう、ということですね。
最初なので、おおまかな「エコビレッジ・コンセプト」について、お
話しましょう。
だいじなことが三つ、あると思います。
1.持続可能性
2.精神的なもの
3.社会的なもの
ひとつずついきましょう♪
まず、
1.持続可能性 です。
解説としては簡単ですね。実行はむずかしいけども。(笑)
つまり、
・自給自足60%を目指す。米や野菜をつくろう!ということ。
・エネルギーの自給をしよう。バイオマスやマイクロ水力発電に注目し
ています。
・エネルギー消費量を現在の標準的家庭の1/3に。(こういった目標
数値も必要と考えています)
持続可能な社会をつくらなければ子供たちの未来はないのですから。
大切なテーマです。
2.精神的なもの
なにごとも我慢、我慢!では続きませんね〜
やっぱり楽しくないとネ。
自分も家族も友人も、そしてみんなが幸せになろう、ということ。
海外では宗教がかったエコビレッジもあるようですね。
(あ、とくに宗教を否定していませんよ)
なぜ、宗教がかってしまうのかな。
その理由もあるんですね〜
人間って基本的に弱いと思うんですよ。
だから、精神的求心力のある中心人物がいた方がメンバーがまとまり
やすいんでしょうね。
うん、けど、なにか方針を決めていくときに、話し合いで解決してい
くこともできますね。
精神面。これは解説さへむずかしい部分です。
けども、もっとも大切にしたい部分でもあります。
3.社会的なもの
これは解説としては簡単ですね。
・反グローバル。(食品・工業製品の輸出入量を縮小傾向へ)
・マネーベースからライフスタイルベースへ
つまり、おカネ中心から、生活中心に価値観を移行しましょう、とい
うことですね。
おカネ中心の考え方は「心の空洞化」を導きやすいと思います。
ふだんの何氣ない日常生活が生き生きして輝いていれば、イコール、
それが幸せというものではないでしょうか。
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エコビレッジ構想が実現に向けて一歩踏み出したときに、ライフスタ
イルベースへ移行したいという、抑えられない欲求があなたにも芽生え
てくると思います。
次回は、エコビレッジのメリットと、エコビレッジ構想を推進してい
くにあたりぶつかるであろう問題点についてお話しましょう。
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写真はピーナッツ倶楽部(農業実習)の風景です。2006. 7. 16
ふじかわ おさむ at 和歌山市