夜。「カッコウ、カッコウ、カッコウ」と鳴く鳥がいる。なぜか夜に なると鳴く。しかし日本のカッコウからは程遠い鳴き声。ちょっとユー モラスな感じ。 ヤモリは相変わらずあちこちにいる。部屋の中にももちろんいる。壁 や天井に張り付いている。ベッドの影からも顔を出している。結構、可 愛い。話しかけるとチョロッと潜んでしまう。 朝。東京とはまったく違う鳥の声が何百羽分、聞こえてくる。それで もニワトリの声がやかましいので、注意して耳を傾けないと意外に聞こ えてこない。この鳥の声で目覚める朝は氣分がいい。が、ニワトリの「 コケコッコー」で目覚める朝は起こされた!って感じ。 先日、UTAMA SPICE の Melanie Templer-san が紹介してくださった B.O.A.(Bali Organic Association)(since 2002) の Director Nyoman Suma Artha-san に会おうと、思い切って電話してみる。と、急なお願 いにもかかわらず奥様がとりあってくれ、15:00 CASA LUNA で会 うことに。 Nyoman-san は物腰の柔らかい人。格好いい。英語を話してくれるの で助かる。聞けば Balizen という会社の社長。Organic fruits, spice を主にアメリカに輸出している。 すでにバリ島内の 600 group の farmer が B.O.A.の会員で、人数に すると 18,000 人。これらすべての group に対し、organic とは何か。 どうしたら organic fruits を育てることができるのか。など、具体的 に Nyoman-san は教えてきた。これからも教えていきたいという。 Nyoman-san にも9歳の息子さんと4歳の娘さんがいらっしゃるそう。 大人同士の会話は、当然、祐也にとって面白くないわけだが、会話が一 息つくと祐也にも氣を配ってくれる優しさがある。今日はボクらに会う ためにわざわざ Kerobokan からクルマでいらしてくださった。(Ubud まで45分)ありがとう。今度、Bali に来たら泊まっていきなさいと のこと。(^^ 朝、昼、夜。Cafe Mekar に。テンペのカレーがおいしい。すべての メニューについて vegetarian 対応してくれるのがうれしい。しかし、 先日の chicken curry も文句なしにおいしかった。 明日は、いよいよ日本に帰らなければならない。