<バリ島(日記)2004. 4. 2 - 4>

last update 5.April.2004

 4/2

  ネカ美術館(NEKA ART MUSEUM)へ taxi で行く。(往復でかつ美術館
で二時間待ってもらって520円)入場料は大人一人260円。いまま
で見た美術館の中で一番素晴らしかった。六つの展示館があり、中でも
展示館6の二階が好きだ。Rudolf Bonnet, W.G. Hofker の絵が好きだ。
バリ人女性の絵がある。可愛い。

 16:00から HAI homestay のすぐ近くで結婚式が始まる。サルー
ン(布)を巻いて結婚式に参加する。(結婚式ではダブル・サルーン)
ボクらのような外国人が突然結婚式に参加できるところがバリの寛容な
ところ。

 スコール(夕立)。けど、誰も慌てない。ちょっと雨宿り。式は延々
五時間ほど続いた。直子は最後まで参加したが、ボクと祐也は途中で退
席。

 Tutmak で Kadek-san に会う。子供の躾について話す。楽しい話もす
る。Kadek-san には、いままでたいへんお世話になったのでお礼(おカ
ネ)を渡したい。はじめ拒否される。なぜなら友だちからおカネはもら
えない、と。しかし、こちらもていねいに説明をし、ついに受け取って
もらう。ありがとう。

 バリ島では、どこを歩いても taxi どう?と、うるさいくらいに声を
かけられる。なにかとおカネの話になる。日本人相手の商売なら必ずニ
倍から四倍の価格を言ってくるので、こちらも応戦、discount しなけ
ればならない。ときに discount しすぎて怒られることもある。

 しかし、Kadek-san, Mantan-san のようにおカネを受け取ることを拒
否する人もいる。人それぞれということか。なんとも不思議な人たちの
住む島だ。

  4/3

  歩いてプリアタン王宮南側にある有名な Agung Rai Fine Art 
Gallery へ行く。ここに美術館顔負けの展示館がある。シュピース、メ
イヨール、ホフカー、ハン・スネル、スミット、ボネ、ブランコなどの
絵を見ることができる。昨日、訪問したネカ美術館は第一級だが、ここ
はギャラリーとして第一級。一見の価値あり。

 昼食に Cafe Mekar へ祐也と二人で行く。chicken curry, tempe 
Japanese, rice, pineapple, papaya と二人でもう限界、おなかいっぱ
い、お味もおいしいで220円。この cafe は、HAI homestay のちょ
うど裏側にある。通りの名前は、Jl. Sugriwa. 店の人もやさしい。
fruits は一皿無料。

 午後は、HAI homestay の owner カトゥンとその子供たちと祐也がお
絵かきなどして遊ぶ。ボクは、HAI homestay で e-mail, website の更
新。

 夕食も Cafe Mekar. Sayur ijo(野菜のスープ)と nasi campur, 
beer, 340円。今日は、結婚記念日。

  4/4

 朝はごはんのみ。26円。(二人分)ボクは少し読書してから NEKA 
Gallery へ行く。Bali Buddha の向かいにある。立派な Gallery.

 Bali Buddha で昼食。久しぶりの Multivitamin nasi campur 380
円。(一人分)直子は cake. 祐也はパンと豆乳。

 昨日、Agung Rai Fine Art Gallery にて声をかけられた(はじめ、
あやしいかな?と思ったけど大丈夫そう)Agung-san のご自宅へ遊びに
行く。(16:00) Jl. Monkey forest の Meditation shop の通りを入り、
一番奥にある家。奥様と9歳の娘さんと5歳の息子さんが出迎えてくれ
る。Agung Bagus-san はとっても日本語が上手。絵描きで日本人の友人
も多い。

  18:00過ぎ、今夜 ARMA で行われるケチャを見に行く。19:0
5ケチャが始まる。ろうそくが燃えている。屋外のきれいな舞台だ。火
を使った壮大な performance. 途中、スコール。文字通りバケツをひっ
くり返したような雨。観客のほとんどは屋根のある場所へ避難。ボクの
前に座っている人はいなくなり、大雨の中、火と戯れるケチャを存分に
楽しむことができた。雨の中のダンス。火と水。美しい対比を淡い光の
中で見る。

 ARMA からは taxi で帰ってくる。discount して130円。夕食は一
人で、Cafe Mekar の向かいにある restaurant で mie goreng. 
restaurant の owner はこれまた絵描き。素晴らしい絵を見せて頂く。
日本語を少し教えてほしいと言うので教え、代わりにインドネシア語を
教わる。食後に息子さんと話す。彼は日本語が上手。けど英語でも話す。

 ここで飲んだアラック(ココナッツのお酒)はいつもと違う味がした。
尋ねてみれば、owner は酒を飲まない。つまり味をみないで仕入れてい
るのか。軽く英語で質問してみたがあいまいな答えしか得られなかった。
アラックを飲むときは氣をつけた方がいいだろう。品質が高いものはお
いしい。


NEKA ART MUSEUM in Ubud





Cafe Mekar




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