<バリ島(日記)2004. 3. 26 - 28>

last update 29.March.2004

  3/26

 ここ(Lovina)から東へクルマで30分行ったところにシガラジャ(
Singaraja)という大きな町がある。かつて(1849年)オランダの植
民地政策に重要な役割を果たした港町。バリの中でもっとも早く西欧化
された町なんだそう。(地球の歩き方による)

 贅沢だが五時間 taxi を雇う。(1300円)最初にサワン村(
Sawan)へ向かう。ここはガムラン(楽器)製造で有名。その製造現場を
見学させてもらった。火を焚いている。暑い。地道な作業。感心する。

 次にサンシット村(Sangsit)へ行く。ここにベジ寺院(Pura Beji)があ
る。この寺院は水利組合の所有で、米の神 Dewi Sri を祭っている。レ
リーフが細かく見事。

 昼食はワルンで。Mie goreng, nasi goreng, rice を食べる。260
円。お味はまぁまぁか。少し Hardy's で買い物し、15:20 宿(
Angsoka)に帰ってきた。

 夕食は、Jasmin Kitchen で。野菜炒めと rice noodle, rice x4 
700円。ほんとにおいしい。Lovina で食べるならココ!どんなに
いいお店なのかは昨日ご説明した通り。


  3/27

 海を見に歩いて行く。午前中の海の色は、夕方とまたちがってきれい。

 午前中は、internet cafe.  昼食は Jasmin Kitchen.(笑)

 driver のマデさんの奥さんは料理人。バリの伝統的料理。今日は夕
食に招待されているので、マデさんの家にバイクで向かう。

 12人家族。子供がいっぱい。目が大きく表情が明るい。みんな可愛
い。すでにひとつの小社会になっている。あいさつ以外のことばはわか
らないけど、心から歓迎されていることが伝わってくる。

 直子がバリ料理を少し見習いたいと言ったら、英語ができる女の子が
インドネシア語から通訳してくれた。とても助かる。大人が子供たちに
何も言わない(命令しない)のに、五才くらいの子供たちが自発的に祐
也の相手をしてくれる。心からの可愛いおもてなし。猫を抱っこして祐
也は大喜び。にわとりとぶたが歩いている。

 全員が自発的に動く。手伝う。誰も何も言わない。大人もめったに怒
らない。有機的小社会を垣間見る。近年観光客が減っているので当然、
貧乏だ。モノはない。物質的に恵まれなくても、いやだからこそ生き生
きしているのだろう。みな「生きている」という感じがする。

 夕食はツナ料理。スープ。インゲンの炒め物。ごはん。お礼に100
0円を差し上げる。内130円は通訳の女の子に手渡す。

 モノがあふれ、「生きている」という感覚を失ったかのように見える
日本人の生活を遠い南国から、反省の念をこめて思う。

  3/28

  Lovina から Ubud へ移動する日。マデさんの営業力に負けて taxi 
で帰ることに。2200円。実は一昨日、マデさんの奥さんは7年間勤
めた Angsoka restaurant を辞めたので時間がある。で、奥さん、子供
(プトラくん4才)とマデさんの姪の4人が乗車。ボクら3人と合わせ
て7人で Ubud までドライブした。途中、タバナンのきれいな湖で一休
み。

 三時間後、久しぶりの Ubud に到着。そしておなじみの HAI 
homestay. まるで自分の家に帰ってきたかのよう。

 Buddha で夕食。直子は、昨日見た「素」のバリ人家族のことが忘れ
られない様子。あんなに質素なのに、生き生きした生活。日本人の友人
にも是非、見てほしいと願う。

 今日はしんみりと、けど、直子の birthday だった。おめでとう。


サンシット村にあるベジ寺院
Pura Beji(temple) in Sangsit village





Jasmine Kitchen - Thai restaurant in Lovina
It was very good and alomost perfect!




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