3/26 ここ(Lovina)から東へクルマで30分行ったところにシガラジャ( Singaraja)という大きな町がある。かつて(1849年)オランダの植 民地政策に重要な役割を果たした港町。バリの中でもっとも早く西欧化 された町なんだそう。(地球の歩き方による) 贅沢だが五時間 taxi を雇う。(1300円)最初にサワン村( Sawan)へ向かう。ここはガムラン(楽器)製造で有名。その製造現場を 見学させてもらった。火を焚いている。暑い。地道な作業。感心する。 次にサンシット村(Sangsit)へ行く。ここにベジ寺院(Pura Beji)があ る。この寺院は水利組合の所有で、米の神 Dewi Sri を祭っている。レ リーフが細かく見事。 昼食はワルンで。Mie goreng, nasi goreng, rice を食べる。260 円。お味はまぁまぁか。少し Hardy's で買い物し、15:20 宿( Angsoka)に帰ってきた。 夕食は、Jasmin Kitchen で。野菜炒めと rice noodle, rice x4 700円。ほんとにおいしい。Lovina で食べるならココ!どんなに いいお店なのかは昨日ご説明した通り。 3/27 海を見に歩いて行く。午前中の海の色は、夕方とまたちがってきれい。 午前中は、internet cafe. 昼食は Jasmin Kitchen.(笑) driver のマデさんの奥さんは料理人。バリの伝統的料理。今日は夕 食に招待されているので、マデさんの家にバイクで向かう。 12人家族。子供がいっぱい。目が大きく表情が明るい。みんな可愛 い。すでにひとつの小社会になっている。あいさつ以外のことばはわか らないけど、心から歓迎されていることが伝わってくる。 直子がバリ料理を少し見習いたいと言ったら、英語ができる女の子が インドネシア語から通訳してくれた。とても助かる。大人が子供たちに 何も言わない(命令しない)のに、五才くらいの子供たちが自発的に祐 也の相手をしてくれる。心からの可愛いおもてなし。猫を抱っこして祐 也は大喜び。にわとりとぶたが歩いている。 全員が自発的に動く。手伝う。誰も何も言わない。大人もめったに怒 らない。有機的小社会を垣間見る。近年観光客が減っているので当然、 貧乏だ。モノはない。物質的に恵まれなくても、いやだからこそ生き生 きしているのだろう。みな「生きている」という感じがする。 夕食はツナ料理。スープ。インゲンの炒め物。ごはん。お礼に100 0円を差し上げる。内130円は通訳の女の子に手渡す。 モノがあふれ、「生きている」という感覚を失ったかのように見える 日本人の生活を遠い南国から、反省の念をこめて思う。 3/28 Lovina から Ubud へ移動する日。マデさんの営業力に負けて taxi で帰ることに。2200円。実は一昨日、マデさんの奥さんは7年間勤 めた Angsoka restaurant を辞めたので時間がある。で、奥さん、子供 (プトラくん4才)とマデさんの姪の4人が乗車。ボクら3人と合わせ て7人で Ubud までドライブした。途中、タバナンのきれいな湖で一休 み。 三時間後、久しぶりの Ubud に到着。そしておなじみの HAI homestay. まるで自分の家に帰ってきたかのよう。 Buddha で夕食。直子は、昨日見た「素」のバリ人家族のことが忘れ られない様子。あんなに質素なのに、生き生きした生活。日本人の友人 にも是非、見てほしいと願う。 今日はしんみりと、けど、直子の birthday だった。おめでとう。