<バリ島(日記)2004. 3. 11>

last update 11.March.2004

 朝食後、バリ人画家のトモちゃんのギャラリーへ行く。抽象画あり、
具象画ありで、きれいな絵を見せて頂いた。鯉の絵とバリ人女性の絵が
印象に残る。

 その後、カデさんの家へ向かう。途中、選挙の宣伝カーが30台も通
り過ぎ、かなりにぎやか。バイクで20分走り、カデさんの家に到着。
話の流れでろうけつ染(batik)をみんなですることに。5人で一枚の布
を染めていくのは楽しい。いろんな色が水ににじんで、きれいに流れて
完成。二日間ほど乾かす。

 カデさんが飼っているにわとり、ぶた、牛をみせてもらう。世の中に
はこんなに大きなぶたがいるんだ。牛はとっても目がきれい。米は年に
三回とれる。

 「ココナッツとろうか」カデさんが言う。まるで猿のように、足の裏
に吸盤がついたかのように登って行く。見事。とったココナッツをマデ
さんが注意深く、少しずつ削っていく。さらに注意深く、穴をあけると、
突然シャンペンのようにココナッツ・ジュースが噴出した。ストローを
さして三人で飲む。甘くなく水に近い感じだがおいしい。その後、二つ
に割り、厚い皮の裏についた白い部分をスプーンで削りながら食べた。

 突然のスコール。けど、20分もすればやんだ。さぁ、帰ろう。バイ
クで宿へ向かう。帰り道、何度もたたきつけるような雨に見舞われ、そ
のたびに雨宿り。やっと宿に着いて、三人でお昼寝。

 夕食に、無農薬野菜を使用しているというトゥトゥマック(Tutmak)へ
歩いて行く。ナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(やきそば)、温野菜、
pumpkin soup, vegetalian sandwich を食べる。三人でお腹いっぱいの
1600円。

 その後、歩いて Puri Saren Agung へ向かう。レゴン・トランス(
Legong Trance & Paradaise dance by Sekehe gong panca artha) を見
る。女性の美しい動き。見事な演奏。しかし、初日に見た舞踏の方が、
やや上手かな。だんだん目がこえてきたような氣がする。

 そろそろ生活のペースをつかんできた。

 バリ人はとっても優しい。(特にカデさんとマデさん)ひとつひとつ
の動作、ことばづかいに心がこもっている。


カデさんの指導でバティックを習う。
We are doing batik at Kade-san's house.





カデさんがココナッツをとってくれた。
Kade-san climbed up a coconuts tree to get two coconuts.
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